鼻の手術の種類

鼻の中のどの部分が鼻づまりの原因になっているのか、それによって手術の方法がいろいろあります。
実際には、1種類の手術を単独で行うよりも、2,3の手術を組み合わせて行うことが多くなります。

各手術の名前とその手術の解説を行います。

鼻腔粘膜焼灼術

粘膜を焼灼して、粘膜そのものを減量する方法です。高周波凝固法、レーザー、化学的焼灼など、種々の方法があります。

通常、10歳以上くらいから手術が可能です。

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粘膜下下鼻甲介骨切除術

粘膜の芯の骨を切り取り、減量をはかる方法です。1泊2日程度の短期入院で行うのが一般的です。

この手術は骨の成長段階にある時期に行われることはほぼありません。
高校生以上が適応となります。

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鼻中隔矯正術

鼻中隔の弯曲の原因となっている骨と軟骨を切除する手術です。
通常は、粘膜下下鼻甲介骨切除術と組み合わせて行います。

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鼻茸切除術

鼻茸だけを切除します。小学生くらいの小児でも鼻茸が大きく、手術が必要になる場合があります。

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鼻内内視鏡手術(内視鏡下副鼻腔手術)

上記の手術で粘膜のハレをとると同時に、その原因となっている副鼻腔炎を改善させる手術です。

鼻汁、後鼻漏(鼻がノドにまわる)、頭重感など、他の症状も改善しますし、他の手術に比べると有効期間も格段に長期間、有効になります。

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副鼻腔根本手術

通常の副鼻腔炎で行われることは最近では非常に少なくなっています。
特殊な炎症や腫瘍が疑われる場合、または歯が原因の場合にはこの手術法になることがあります。

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術後性上顎嚢胞摘出術(術後性頬部嚢胞摘出術)

鼻づまりの原因になることはあまり多くありません。高齢者で過去に蓄膿の手術を受けておられる方でたまにみられます。
当院では、なんと、90歳代の男性でこの症状がみられ、手術を行いました。

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アデノイド切除術

アデノイドは、鼻咽腔(びいんくう、上咽頭ともいう)という鼻腔と咽頭をつなぐところで、咽頭扁桃という扁桃組織が腫大したものです。

アデノイドは2,3歳から大きくなり始め、5〜6歳頃に最も大きくなり、その後は徐々に縮小するのですが、その程度には大きな個人差があります。
アデノイドが大きいと鼻閉の原因ともなるため、蓄膿など副鼻腔炎(後述)を治りにくくし、そのことも耳管機能の悪化に影響します。

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